2026年10月1日 更新
読みもの・ブランドの物語シチズンの物語|「市民に愛される時計」と光で動く技術

シチズンは、光で動く腕時計「エコ・ドライブ」で知られる日本の時計ブランドです。電池交換のいらない時計を、多くの人にとって当たり前のものにしてきました。
この記事では、シチズンという名前に込められた思いや、光と電波の技術の歩み、今の主なシリーズを、Watch Matching 編集部がわかりやすく紹介します。
年表で見るCITIZEN(シチズン)の歩み
- 1918年時計の研究所「尚工舎時計研究所」が東京で始まる
- 1924年初めての懐中時計に「CITIZEN」と名付ける
- 1930年「シチズン時計」が設立される
- 1976年世界初のアナログ式の光発電腕時計を発売
- 1990年代光発電の時計を「エコ・ドライブ」と名付け、電波時計も実用化
- 2011年光で動く GPS 衛星電波時計を発売
- 2019年1年でのずれが±1秒の光発電ムーブメントを発表
名前に込められた「市民のための時計」
シチズンの始まりは、1918年に東京で生まれた時計の研究所です。1924年、その研究所がつくった初めての懐中時計に「CITIZEN(シチズン)」という名前が付けられました。
名付け親は、当時の東京市長だった後藤新平と伝えられています。「市民に広く愛され、親しまれるように」という願いが込められたこの名前は、やがて会社の名前にもなりました。
光で動く時計「エコ・ドライブ」
1976年、シチズンは世界で初めてのアナログ式の光発電腕時計を発売しました。文字盤で受けた光を電気に変えて動くこの仕組みは、のちに「エコ・ドライブ」と名付けられます。
部屋の明かりでも充電できて、電池交換がいらない。環境にもやさしいこの技術は、今ではシチズンの多くの時計に使われています。

電波、そして宇宙から時刻を受け取る
光発電に加えて、シチズンは電波で時刻を自動で合わせる電波時計にも力を入れてきました。さらに2011年には、GPS 衛星からの電波で時刻を合わせる、光で動く腕時計を発売しています。
2019年には、1年間のずれがわずか±1秒という、とても正確な光発電のムーブメントを発表。「正確さ」を追い続ける姿勢は、今も変わりません。
世界の時計ブランドとともに
シチズンは、アメリカの「ブローバ」や、スイスの「フレデリック・コンスタント」なども仲間に迎え、世界中で時計をつくっています。
手ごろな「Q&Q」から、上質な「エクシード」まで、幅広い価格帯の時計をそろえているのも特長です。
主なシリーズ
軽くて丈夫なチタンを使った、ビジネス向けのシリーズ。光発電と電波・GPS を組み合わせたモデルが中心です。
薄くて上品な、大人のためのドレスウォッチ。ペアで選ぶ人も多いシリーズです。
働く女性に向けたレディースシリーズ。小ぶりで華やかなデザインが人気です。
陸・海・空のプロのためのスポーツシリーズ。ダイバーズやパイロットウォッチがそろいます。
毎日使いやすい定番シリーズ。手ごろな価格でエコ・ドライブを楽しめます。
- 電池交換や時刻合わせの手間をなくしたい人
- 軽くて丈夫な、仕事用の時計がほしい人
- 正確さを大切にしたい人
よくある質問
エコ・ドライブは、暗い所では止まりますか?
長い間まったく光が当たらないと止まることがありますが、満充電なら数か月動くモデルが多いです。ときどき光に当てれば安心です。
Q&Q もシチズンのブランドですか?
はい。Q&Q は、シチズンが手がける手ごろな価格のブランドです。